こんにちは、春日井コワーキングスペースRoom8オーナーの鶴田です!
今日は多くの人が悩む「成功法則」について、少し違った視点からお話ししたいと思います。
皆さんも一度は目にしたことがあるのではないでしょうか?
「成功者に共通する〇〇の習慣」
「必ず成功する人生の法則」
「億万長者になるための黄金ルール」
確かに、魅力的なタイトルですよね。でも、ちょっと立ち止まって考えてみませんか?
もし、これらの成功法則が本当に普遍的な真理なら、実践した人は皆成功しているはずです。でも、現実はそうではありません。さらに面白いことに、まったく真逆のことを主張する成功法則も存在するんです。
「リスクを取れ」と言う成功法則がある一方で「堅実であれ」という法則も。
「人と違うことをしろ」という法則がある一方で「成功者の真似をしろ」という法則も。
僕自身、起業家として様々な経験を重ねてきましたが、次第にある考えに至りました。
なぜ成功法則は通用しないのか?3つの本質的な理由

1. 「成功」の定義が人それぞれ違う
世の中の成功法則の多くは、「お金持ちになること」や「高い地位を得ること」を成功の定義として想定しています。でも、本当にそれが全ての人にとっての成功なのでしょうか?
例えば、僕の知り合いのフリーランスエンジニアは、収入を多少減らしても自由な時間を確保することを選びました。彼にとっての成功は「自分の裁量で働ける生活」を実現することだったんです。
また、社会貢献に重きを置く人、家族との時間を大切にしたい人、趣味と両立させながら働きたい人…。成功の形は十人十色なんです。
2. 個人の状況やリソースが考慮されていない
成功法則の多くは「誰でも」「必ず」という言葉を使いますが、これは大きな落とし穴です。なぜなら、人それぞれが持つリソースは大きく異なるからです。
- 現在の資金力
- 使える時間
- 持っているスキル
- 人脈の広さ
- 住んでいる地域
- 家族構成
これらの要素によって、最適な方法は大きく変わってきます。都心で起業するのに効果的な方法が、地方では通用しないかもしれません。潤沢な資金がある人向けの戦略が、少ない資金しかない人にはリスクが高すぎるかもしれません。
3. 時代や環境による変化が無視されている
多くの成功法則は「過去の成功体験」をベースに作られています。でも、ビジネスの世界は常に変化しています。
10年前のマーケティング手法が今でも通用するでしょうか? 20年前の業界の常識は、今も変わらないでしょうか?
例えば、2020年のパンデミックは、多くのビジネスのあり方を一変させました。オフィス必須だと思われていた業務がリモートワークで可能になり、対面営業が当たり前だった業界でもオンライン商談が普通に行われるようになりました。
本当に考えるべきこと:成功への的確なアプローチ

まず自分と向き合うことから始めよう
「成功法則を学ぶ前に、実は最も重要なのは自分自身を理解することなんです。
僕が起業を目指していた頃、様々な成功法則本を読みあさりました。でも、実際に行動を起こそうとすると、なかなかうまくいかない。その時に気づいたのが、「自分にとっての成功とは何か?」という基本的な問いに答えられていなかったということです。
考えるべき3つのポイント
1. 自分にとっての「成功」を明確にする
僕たちは往々にして、他人の定義する成功に惑わされがちです。でも、本当に大切なのは、自分が心から目指したい姿を明確にすることです。
- 1日の時間の使い方はどうあるべきか
- どんな人たちと関わっていたいか
- 仕事とプライベートのバランスはどうあるべきか
- 収入はどのくらいが理想か
2. 現状のリソースを正直に見つめ直す
成功への道筋を描くには、現在地を正確に把握することが不可欠です。
- 今持っているスキルは何か
- 使える時間はどのくらいあるか
- 活用できる人脈はあるか
- 投資できる資金はどのくらいか
- 家族の協力は得られるか
これらを把握することで、より現実的な戦略を立てることができます。
3. 目標達成に必要な要素を特定する
自分の目指す成功と現状が明確になったら、そのギャップを埋めるために必要な要素が見えてきます。
例えば、フリーランスとして独立したい場合:
- 必要なスキル
- 営業力
- 資金的な余裕
- 時間の使い方
- リスク管理の方法
これらの要素を特定できれば、おのずと自分に必要なアクションが見えてきます。
次のセクションでは、これらを踏まえた上で、より良いアプローチ方法について具体的にお話ししていきましょう。
より良いアプローチ方法:成功法則を”参考程度”に活用する

成功法則との新しい付き合い方
成功法則を完全に否定する必要はありません。むしろ、それらを「可能性の一つ」として捉え、自分の状況に合わせて柔軟に取り入れていく。これが賢い活用方法だと僕は考えています。
実践的なアプローチ例
例えば、「早起きは成功の基本」という法則があります。実際、多くの成功者が早起きの習慣を持っていることは確かでしょう。でも、ここで立ち止まって考えてみる必要があります。
重要なのは「早起きをすること」ではなく、「早起きして何をするか」なんです。
- 早起きしても、ただボーッとSNSをチェックしているだけでは意味がない
- 世の中には早起きだけど成功していない人も無数にいる
- 逆に、夜型の生活で大きな成功を収めている人もいる
つまり、成功者の習慣を表面的に真似るのではなく、その本質を理解することが大切です。早起きの例で言えば:
- なぜその成功者は早起きを習慣にしているのか?
- 早起きの時間で具体的に何を実践しているのか?
- その活動は、自分の目標達成にも本当に必要なものか?
このように、常に「なぜ?」「何のため?」を考えることで、より効果的な行動に繋げることができるんです。
成功法則の本質を見極める
僕たちがよく耳にする成功法則の多くは、実は「結果」から導き出された後付けの解釈かもしれません。
例えば: 「毎日ジョギングをしている経営者は成功している」 これを聞いて、「ジョギングをすれば成功できる」と考えるのは短絡的です。 本質を考えると:
- 規則正しい生活習慣を保つ意志力がある
- 健康管理の重要性を理解している
- 目標に向かって継続する力がある
といった要素が見えてきます。
自分なりの解釈と実践が重要
つまり、成功法則と呼ばれるものの中から:
- 本質的な要素は何か?
- それは自分の目標達成に本当に必要か?
- 自分の状況でどう活かせるか?
を考え、自分なりの形に落とし込んでいくことが大切なんです。
継続的な見直しと調整
そして忘れてはいけないのが、定期的な見直しです。
- 選んだ方法は効果を出しているか?
- 現在の状況に適しているか?
- より良い方法は他にないか?
誰しも試行錯誤の連続です。最初に選んだ方法が上手くいかないことも多々あります。でも、それは当たり前なんです。大切なのは、状況に応じて柔軟に修正していく姿勢を持ち続けること。そして、その過程で自分に合った方法を見つけていくことではないでしょうか。
まとめ:自分らしい成功への道を見つける
「唯一の正解」は存在しない
世の中には数多くの成功法則が存在します。しかし、それらは「唯一の正解」ではありません。むしろ、様々な可能性の中の一つの選択肢として捉えるべきでしょう。
考え方を変えることから始めよう
成功への近道は、実は「正解」を探すことではないのかもしれません。 大切なのは:
- 自分にとっての成功を定義すること
- 現状の自分を正直に見つめること
- できることから一歩ずつ進んでいくこと
成功法則は、無数にある手法の一つにしか過ぎません、ハマる状況やハマらない状況があります。
便利な調理道具は、料理をしない人には全く意味をなさないのと同じようにハマらない状況では全く必要ありません。
成功法則に縛られず、使えるツールとして捉えると良いと思います。
結局のところ、成功への道筋は人それぞれ。 自分が成功するために何が必要かを考え、それを取り入れ進んで行く、それが本当の意味での「成功への近道」なのではないでしょうか。