こんにちは、春日井コワーキングスペースRoom8オーナーの鶴田です!
僕は普段、個人事業主やフリーランス、マイクロ法人の皆さんを中心に、「仕事をしやすい場所」と「人とつながる機会」を提供したいという想いから、このRoom8を運営しています。実際、小さな事業だからこそ情報交換や人脈づくりは大事ですし、“ひとりで抱えがち”な悩みをオープンにできる環境って、すごく貴重ですよね。
最近、僕自身が特に注目しているのはAI(人工知能)を使った業務効率化です。
例えば「ChatGPT」を使えば、メールの文面やブログの下書きをサクッと提案してもらったり、アイデアに行き詰まったときに“もうひとりのブレーン”として活用したりできるんですね。僕も実際に試してみたら、「え? こんなにラクになるの?」と正直びっくりしました。特に人手や時間が限られた事業者にとって、AIを上手に取り入れるメリットはすごく大きいと思います。
一方で、「AIって何だかハードルが高い」「導入コストやリスクが心配」「そもそも専門的すぎてよく分からない」という声もよく耳にします。
そこで、「もっと手軽にAIを体験できる場が必要なんじゃないか?」と考え、春日井AIセミナーを企画中なんです。実はまだ開催前ではありますが、先日ほかの地域(岩倉市)で初めてAIセミナーを行ってみたら、とても好評だったんですよ。「思ったよりカンタン!」「うちのビジネスでも使えそうだ!」といった声が多数あり、これはぜひ春日井の皆さんにも体験してもらわなきゃな、と思ったのが今回のきっかけです。
このシリーズ記事では、まずは春日井AIセミナーを企画する背景や、実際に岩倉市で行ったセミナーの様子と反応などをお伝えします。さらに、具体的なAI活用事例や、僕がセミナーで紹介している「7Rプロンプト」という“AIにうまく指示を出すコツ”についても順番に解説していきますので、「AIってどうやって導入すればいいんだろう?」と気になっている方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
春日井でもAIセミナー

先ほども少し触れましたが、実は「春日井AIセミナー」そのものは、まだ開催していません。では、なぜ今まさに企画しようとしているのか? その理由をお話ししますね。
岩倉市での反応から「春日井でもやってみたい!」へ
きっかけは、先日 岩倉市商工会青年部に呼ばれて行ったAIセミナーです。僕自身、「AIの便利さは実感しているけど、一般的にはまだ敷居が高いのかな?」と少し不安もありました。ところが、実際に参加された皆さんはとても前のめりで、
- 「こんな使い方ができるなんて、早速うちでも試してみたい!」
- 「こういう風に事業に落とし込めるなら、めちゃくちゃ便利だね」
- 「もっと応用すれば、こんなこともできそう」
といった声が上がり、「こうやって使うんだ!」と納得した様子でアイデアをどんどん膨らませていました。
“試しに使って終わり”ではなく、「自分の事業に具体的に取り入れたい!」という姿勢が非常に強く伝わってきて、僕自身「春日井でも同じようなセミナーを開いたら、きっと喜んでもらえるはず」と確信したんです。
個人事業主・フリーランス・マイクロ法人が抱える“時間とリソース”の悩み
僕の運営するコワーキングスペースRoom8には、個人事業主やフリーランス、マイクロ法人の方がよくいらっしゃいます。そういった小規模事業者にとって深刻なのは、人手不足や時間不足。日々の業務をこなしながら、新しい集客施策や商品開発にも取り組まなきゃいけないのに、一人や少人数では手が回りきらないですよね。
- 仕事を増やしたくても、キャパが限界…
- ブログやSNSを更新したいけど、文章を書くのが遅い…
- 営業メールをもっと効率化したいけど、定型文ばかりでは反応がイマイチ…
そこで活用したいのがAIツール。実際、僕もChatGPTをちょっとしたメール下書きや企画のアイデア出しに使ってみたところ、驚くほど“時間”と“頭のリソース”に余裕が生まれました。こうした便利さをみんなが体験すれば、ビジネス全体の効率化につながるはずだと強く感じています。
「でもAIは難しそう…」という壁を取り払いたい
同時に、「やっぱりAIって敷居が高いのでは?」という声も根強いかもしれません。
- 「どうやって使い始めたらいいの?」
- 「導入にお金がかかるのでは?」
- 「情報漏えいやセキュリティ面が心配…」
こうした疑問や不安を解消するには、“実際に触ってみる”のが一番です。岩倉市でのセミナーでも、参加者の皆さんがその場でスマホやPCを使い、ChatGPTに質問したり、7Rプロンプトを試してみたりしました。「これなら自分でも使えそう」と安心できるだけでなく、「もっとこういう使い方もあるんじゃない?」という想像力が広がるのも大きなポイントです。
Room8の場づくりとAIの親和性
最後に、「コワーキングスペース×AIセミナー」という相性の良さにも期待しています。Room8は、ただの作業場所というより、人と人とのつながりや知識共有が生まれる場でありたいんです。そこにAIという新しいツールが加わることで、さらに面白いコラボやアイデアが生まれそうですよね。
- セミナーでAIの基本を学ぶ
- Room8で同じように試しながら、他の利用者と情報交換
- 「こんな使い方もあるんだ!」とフィードバックし合う
こうしたサイクルが生まれれば、春日井から新しいビジネスやプロジェクトがどんどん育つかもしれません。そんな期待を込めて、今まさに「春日井AIセミナー」を企画しているところです。
岩倉市商工会青年部定例会でAIセミナー

イベント概要
先日、僕は岩倉市商工会青年部の定例会に呼んでいただき、AI活用に関するセミナーを開催しました。
- 日時:2025年1月16日(木)夜 20:00〜21:00
- 会場:岩倉市商工会館
- 参加者:主に岩倉市内で小規模事業や個人事業を営む若手経営者、フリーランスなど
実はこれが僕にとって、対外的に行う初めてのAI活用セミナーでした。準備をしている段階では「AIって難しいとか敷居が高いと思われないかな?」と少し心配もあったんですが、実際には思いのほか前向きに取り入れてくださる方が多く、とても手応えを感じました。
セミナーの主な内容
AIの基礎知識とChatGPT
まずは「AIって何?」「ChatGPTってどんな仕組みなの?」といった基礎的な解説からスタート。専門用語をできるだけ噛み砕きながら、実際の画面を見せつつ簡単にデモンストレーションを行いました。
- ChatGPTとは?
- 大まかな仕組み(大規模言語モデル)
- 「検索エンジンとは違って、対話形式でアイデアや文章を提案してくれるイメージ」
- 活用例
- メール文面やSNS投稿のドラフト作成
- セールストークやキャッチコピーのアイデア出し
- ブログ記事やWebコンテンツのプロトタイプづくり
7Rプロンプトの紹介
次に、僕が普段から使っている「7Rプロンプト」というフレームワークをご紹介しました。これは、AI(ChatGPTなど)に指示を出すときのコツを整理したものです。
- Request(依頼):何をお願いしたいのか明確にする
- Role(役割):AIをどんな専門家や立場で回答させたいか指定する
- Regulation(形式):アウトプットの形式や文体をどうしたいか
- Rule(ルール):使っていい表現、使わない表現、守るべき条件など
- Review & Refine(評価・改善):回答を受け取って、さらに修正を指示する
- Reference(参照知識・例):元になるデータや事例をAIに与える
- Run Scenario(実行シナリオ):仮の具体的な場面や状況を設定してみる
「こんなふうに細かく指示すると、AIが出してくれる回答のクオリティが格段に上がるんですよ」という話をしたところ、皆さん食い入るようにスライドやデモを見てくださり、具体的に自分の事業へ取り入れるイメージを膨らませていただけました。
質問タイム & 実践ワーク
セミナー後半では、参加者の皆さんが実際にスマホやPCでChatGPTを触ってみる時間を設けました。
- 「こういう文章を作らせたい場合、どうプロンプトを書けばいいの?」
- 「マーケティングで活用するなら、具体的にどんな指示を出せばいい?」
といった質問が飛び交い、まさにワークショップさながらの盛り上がりでした。「早速、自社の〇〇業務に活かせそう」「スタッフや仲間にも教えたい!」といったポジティブな声が多数寄せられたのが印象的です。
参加者の反応と手応え
- 「AIをまるでアシスタントのように使う発想が面白い!」
- 「敷居が高いと思っていたけど、使い方が分かれば身近に活かせそう」
- 「実際に操作してみると、どこに活かせるか具体的にイメージできる」
僕としても、「みんなこんなに興味津々なら、ぜひ春日井でもセミナーを開きたい!」と強く感じました。
セミナー運営で意識したポイント
- 専門用語を必要以上に使わない
- 「言語モデル」などの言葉は軽く解説しつつ、身近な例えを駆使する。
- 実演・実践の時間を確保する
- スライド説明だけでなく、参加者自身がAIを触ることでハードルがぐっと下がる。
- 「使いこなせそう」という成功体験を提供する
- セミナー後すぐに「やってみたい!」と思ってもらえるかが鍵。
まとめ:春日井でのAIセミナーに向けて
いかがでしたか? 僕が岩倉市商工会青年部で行ったAIセミナーの様子を通じて、**「意外とビジネス現場でも活かしやすいかも!」**という感覚を持っていただければうれしいです。実際のところ、ChatGPTなどのAIツールは思った以上に汎用性が高く、メール文やSNS投稿、企画のアイデア出しなど、多くの業務をスムーズにしてくれる可能性があるんです。
- 「AIって、もっと難しいものかと思ってた」
- 「実際に使ってみると、自分の事業にどんな形で役立ちそうか分かった」
そんな声を聞くと、やっぱり“体験する”ことが何よりも大事だなあと実感します。だからこそ、僕は春日井でも同じように実践型のAIセミナーを開きたいんですよね。
ちなみにRoom8では、Room8 AI LAB と言うAIを学ぶコミュニティーがあります。良かったら参加してみてください。
今後の展開と次回予告
- 春日井AIセミナーの具体的な開催日時・場所については、ただいま詰めている段階です。
- 次の【Part2】では、「AIを実際の業務にどう活かすか?」という観点で、もう少し突っ込んだ使用事例や7Rプロンプトの詳しい活用方法などをお伝えする予定です。
「自分のビジネスではどうやって導入したらいいんだろう?」「導入コストやリスク、運用方法は?」といった疑問も含めて、順番にカバーしていきますので、ぜひお楽しみに!
では、最後まで読んでいただきありがとうございました。次回の記事もぜひチェックしてみてくださいね。