『フォロワー0からでも始められる』インフルエンサーマーケティング入門 〜実体験から学ぶ実践ガイド〜

こんにちは、春日井コワーキングスペースRoom8オーナーの鶴田です!

「SNSって、最初の立ち上がりが大変ですよね…」
「やっぱり知り合いに拡散してもらうところから始めるしかないんですかね?」

僕はコワーキングスペースの運営者として活動していたので、FacebookやXで数千人のフォロワーがいました。
つまり、発信を始めるなら、この既存の人脈を活用するのが普通でしょう。

でも、あえてそれを使いませんでした。

むしろ、人脈を一切使わず、完全に0からYouTubeチャンネル「M8小隊」を始めることにしたんです。
リアルの知り合いにもチャンネルの存在を隠して。

なぜそんなことをしたのか?

「本当に、価値のあるコンテンツだけで人は集まるのか?」
「人脈やコネなし、完全に無名でも、本当にファンは作れるのか?」

その答えを、自分自身の体験として確かめたかったんです。

この記事では、その実験から学んだことをお話ししていきます。すでにSNSでの発信を始めている方も、これから始めようと考えている方も、「自分にもできるかも」と感じていただけたら嬉しいです。

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▼ M8小隊チャンネルはこちら
https://www.youtube.com/@M8SHOWTIME

影響力は一朝一夕には作れない。だからこそ今、できることがある

影響力は一朝一夕には作れない。だからこそ今、できることがある

「インフルエンサーになるには影響力が必要」

そう考えて、最初の一歩を踏み出せない人が多いんです。

確かに、影響力は重要です。でも、それは長い時間をかけて築き上げるものであって、すぐに手に入るものではありません。

じゃあ、影響力のない状態からどうやって始めればいいのか?

実は、ここに大きなヒントがあります。

僕が0からYouTubeチャンネルを始めて気づいたことがあります。 それは「影響力を持たない人だからこそできること」があるということ。

例えば:

  • 同じ目線で悩みを共有できる
  • 失敗も含めて正直に話せる
  • 試行錯誤の過程をリアルに伝えられる

具体例を見てみましょう。

最初は時事問題や一般的な話題を取り上げていた時期がありました。でも、エニアグラムやMBTIという性格診断について、自分なりの理解や気づきを話し始めたとき、視聴者からの反応が大きく変わりました。

なぜか?

視聴者の方が「あ、この人も僕と同じところから始めているんだ」と感じられるからです。

つまり:

  • 「影響力」は時間をかけて築くもの
  • でも「共感」は今すぐ生み出せる
  • むしろ、影響力がないからこそ届く声がある

だから、最初から「インフルエンサーになろう」とする必要はありません。

今の自分にできること。 それは「等身大の自分」として、実際の経験や感じたことを、素直に発信していくこと。 そこから少しずつ、確かな影響力は育っていくんです。

0からスタートする時に、意外と知られていない重要なポイント

0からスタートする時に、意外と知られていない重要なポイント

「じゃあ、どこから始めればいいの?」

ここで、僕の失敗と成功の経験をお話ししましょう。

実は、YouTubeチャンネル「M8小隊」は、最初から明確な方向性があったわけではありません。しかも、Room8とは全く関係のない、完全な個人チャンネルとしてスタートしました。

最初は何をやったと思いますか?

時事問題や話題のネタを取り上げる、よくある情報発信系チャンネルでした。結果は…パッとしませんでした。

そんな中、エニアグラム(性格分析理論の一つ)について発信し始めたところ、少しずつ再生数が伸び始めました。さらにMBTI(別の性格診断システム)のコンテンツも始めると、チャンネルが大きく成長し始めたんです。

ここから学んだ重要なことがあります:

  1. 最初から「当たる」わけではない
    • 時事ネタは、大手メディアには太刀打ちできない
    • 誰もが知ってる情報では、差別化が難しい
  2. ニッチな専門性が重要
    • エニアグラムやMBTIという専門的な内容
    • でも、多くの人が興味を持てるテーマ
    • 競合が少ない領域
  3. データの声を聞く
    • 再生数という客観的な指標
    • 視聴者の反応
    • それに基づいた軌道修正

特に重要なのは:

  • 自分にしか語れない領域を見つけること
  • その領域での発信を続けること
  • 視聴者の反応を見ながら調整すること

要は、最初から完璧な戦略は必要ありません。 むしろ、試行錯誤しながら「自分の立ち位置」を見つけていく。 それが、一番確実な方法なんです。

これからの「影響力」の育て方

これからの「影響力」の育て方

「小さく始めて、でも着実に育てる」

5年間かけて得た登録者数は5,000人。 決して大きな数字ではありません。

でも、この5,000人には、ある特徴があります:

  • 既存の人脈を使わず集まった人たち
  • エニアグラムやMBTIに興味がある人たち
  • 僕達の視点や解釈に価値を感じてくれる人たち

つまり、「質」の確かな5,000人なんです。

では、具体的にどう始めればいいのか?

僕なら、こうします:

  1. まず、自分の興味がある領域を3つ書き出す (僕の場合:AI、起業、マーケティング)
  2. それぞれについて、週1本でもいいから発信してみる (どれが一番反応があるか?)
  3. 反応の良かったものに絞って、深掘りしていく (M8小隊なら、エニアグラム、MBTIのように)

特に重要なのは、「これじゃダメかも」と思っても、最低6ヶ月は続けること。

なぜなら、その「続ける」過程で:

  • 自分らしい話し方が見つかる
  • コアなファンが少しずつ付き始める
  • 予想外の発見がある

そして、これが意外と重要なポイントなんですが… 最初は誰も見ていなくても、気にしなくていいんです。

それは「誰も見ていない時期」だからこそ:

  • 失敗を恐れず実験できる
  • 自分のスタイルを確立できる
  • 本当に伝えたいことが見えてくる

ここでみんな脱落していくので、継続した人勝ちです。

実は、この経験から学んだことは、本業にも大きく活きています:

  • コンテンツの作り方
  • ニッチな領域の見つけ方
  • オーガニックな集客の仕組み

だから、今日からでも始められます。

完璧を目指さず、 でも一貫性を持って、 自分にしかできない発信を。

それが、確実な「影響力」への道なんです。

「インフルエンサーになりたい人」は、たぶん失敗します

正直に言いましょう。

「インフルエンサーになりたい」
「影響力者として認められたい」
「たくさんのフォロワーが欲しい」

…そんな気持ちで始めた人たちの多くが、途中で挫折していきます。
※もちろん、それが夢だという人はやったらいいと思いますが。

なぜか?

それは目標が「なりたい自分」に向いているから。
でも、本当に大切なのは「提供できる価値」の方なんです。

実験から分かった最も重要なこと。
このチャンネルでの5,000人の登録者数は、実は大した意味がありません。

本当の価値は:

  • 自分の専門性やターゲットが見えてきたこと
  • 伝え方が分かってきたこと
  • コンテンツ作りの力が付いたこと

そして、これを事業の視点で見ると:

  • 専門性を持った見込み客が5,000人
  • しかも自分から興味を持って集まってきた人たち
  • あなたの商品やサービスに可能性を感じている人たち

小規模事業者にとって、これはかなりの可能性を示唆していると思いませんか?

だから、今日から始める方に伝えたいこと。

「インフルエンサーになろう」とするから難しい。
ただ、あなたの経験を
あなたの言葉で
あなたのペースで
発信してみる。

たったそれだけでいいんです。

では、あなたは何から始めますか?

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この記事を書いた人

コワーキングスペース 代表 鶴田 賢太

「AI系」起業アドバイザー 鶴田賢太です
春日井・名古屋で コワーキングスペース「Room8」 を運営しながら、起業家をサポートしています。

もともとは 簿記1級 から始まり、ITエンジニア、マーケティング、補助金、財務相談と、いろんな分野を経験してきました。でも、これからの時代は AI。今は 生成AI(ChatGPT・Claude・Geminiなど)を駆使して、起業を加速させる方法 を探求しています。

Webサイト制作は 100社以上、SEO対策も得意。補助金申請も 15回以上サポート してきました。けど、これからは AIをどう活用するかが、起業の成否を分ける 時代。Room8では、AI活用の相談も大歓迎です。

このブログでは、AI・IT・マーケ・補助金 など、起業に役立つ情報を発信していきます。AIを武器にしたい人、ぜひRoom8に遊びに来てください!