こんにちは、春日井コワーキングスペースRoom8オーナーの鶴田です!
最近は、名古屋・春日井を中心に AIコンサルタント もしています。
Room8 AI LABでは、AIを活用したビジネスの効率化について日々研究しているので、興味がある方はぜひチェックしてみてください。
👉 Room8 AI LAB
さて、プレゼン資料作りって面倒くさい と思いませんか?
僕も、過去にスライドを作るのに何日もかけたことがあります。
- 内容を考える
- スライドの構成を決める
- デザインを整える
- フォントや色を統一する
- 画像やアイコンを配置する
こんな作業をしているうちに、「これ、いつ本業に戻れるの?」と思うこともしばしば…。
でも最近、AIが勝手にスライドを作ってくれるツール が話題になっています。
その名も 「イルシル」 。
「AIがプレゼン資料を自動で作るってどういうこと?」
「実際に使ってみたら、どこまで役に立つの?」
そんな疑問を解決すべく、今回 イルシルを試してみました。
試しに、Room8の初回来店者向けの案内資料を作ってみたので、その体験をレビューしていきます!
次のセクションでは、イルシルの基本的な使い方 について紹介していきます!
イルシルの使い方

イルシルは、AIがチャット形式でプレゼン資料を作成してくれる ツールです。
通常の使い方としては、以下のような流れになります。
- チャットで指示を出す
- 「○○についてのプレゼン資料を作りたい」とAIに伝える
- AIが内容を整理し、スライド構成を提案してくれる
- 自動でスライドを生成
- 指示に基づいて、AIがスライドのテキストやデザインを作成
- テンプレートを適用し、レイアウトも自動で調整される
- 微調整して完成
- 画像やアイコンの位置を調整
- フォントやカラーを変更
- 必要ならスライドの追加・削除も可能
基本的に、「指示を出すだけで、それっぽいスライドが完成する」 というのがウリのツールです。
ただし、僕はちょっとズルをした
イルシルの使い方としては、AIにチャットで直接指示を出すのが一般的ですが…
正直、指示の文章を考えるのが面倒くさかった。
そこで僕は、Room8のパンフレットをChatGPTに読み込ませて、案内資料のテキストを自動生成 しました。
このとき出力されたのが、以下のようなテキストです。
# Room8へようこそ!
## 初回来店者向けご案内
---
## Room8とは
Room8は、多様なニーズに対応する快適なコワーキングスペースです。
オフィスとしての本格利用から一時的な作業スペース、会議室利用まで、
あなたのワークスタイルに合わせた柔軟な選択が可能です。
**営業時間**:
- 平日:9:00〜22:00
- 土日祝:9:00〜17:00
- 年末年始以外は無休
---
## 利用スタイル
Room8の利用スタイルは大きく分けて以下の2つです:
### ■ 月額制(会員)
#### 1. シェアオフィス
- **特徴**: オフィスとして本格的に利用可能
- 住所利用、プリンター利用、同伴利用などオフィス機能を完備
- お客様との打ち合わせにも利用可能
- 個人事業主・中小企業の方におすすめ
- 入会金:11,000円
- プラン例:
- 起業家プラン:月額55,000円
- レギュラープラン:月額19,800円
- ライトプラン:月額16,500円
- 長期契約割引:20%off
- 年一括払い割引:10%off
- 24時間利用オプション:月額5,500円
#### 2. コワーキングスペース
- **特徴**: 個人の作業場所として利用
- テレワークや自宅以外の作業スペースを求める方におすすめ
- 1人での利用を想定
- 入会金:11,000円
- プラン例:
- フルタイムプラン:月額16,500円
- ウィークデイプラン:月額13,200円
- デイタイムプラン:月額11,000円
- ナイト&ホリデープラン:月額9,900円
- ナイトプラン:月額6,600円
- ホリデープラン:月額6,600円
- 長期契約割引:20%off
- 24時間利用オプション(ALLデイプランのみ可):月額5,500円
### ■ 非会員
#### 3. ドロップイン利用
- 会員登録不要で一時的に利用可能
- 予約なしで気軽に利用できるプラン(初回のみ予約必要)
- 利用頻度が低い方やスポット利用の方におすすめ
- 料金:
- 1時間利用:420円
- 2時間利用:840円
- 4時間利用:1,500円
- 1DAY利用:2,200円
- 1日中利用可能なプランです
- 6時間以上の利用は1DAY利用がおすすめです
### ■ 会議室予約
- 会議やイベント・セミナーなどで利用可能な個室
- 一室の貸切価格となるため、人数に関わらず利用できます
- 8名まで利用可能な個室です
- 料金:
- 会員価格:1,100円/時間
- 一般価格:2,200円/時間
- 個室以外の貸し切りは、お問い合わせください
---
## こんな方にオススメです
- □ 経営者、フリーランスや個人事業主のオフィスとして
- □ 自宅の住所をホームページなどで公開したくない
- □ 自宅以外で集中して勉強や作業がしたい
- □ 少人数のイベントやセミナーを開催したい
- □ 様々な業種の人と繋がりたい、コラボしたい
- □ 動画撮影スタジオとして使いたい
- □ 自由なサードプレイスとして使いたい
---
## ご利用の流れ
1. **初回来店**:利用方法の説明を受けます
2. **利用スタイルの選択**:ニーズに合ったプランをお選びください
3. **入会手続き**(シェアオフィス・コワーキングスペース利用の場合)
4. **ご利用開始**
※表示料金はすべて税込料金となります。
---
## 期間限定キャンペーン実施中!
**今ならお得な入会キャンペーン実施中です!**
- 入会金 11,000円 → **5,500円(半額)**
- 初月の会費 → **無料**
この機会に、ぜひRoom8の会員になりませんか?
## 本日からRoom8をご利用いただけます
ご希望の利用スタイルをお選びいただければ、本日からすぐにRoom8をご利用いただけます。
- 会員登録をご希望の方 → 入会手続きをご案内します
- ドロップイン利用をご希望の方 → すぐにご利用いただけます
- まずは見学だけの方 → お気軽に施設内をご案内します
**ご不明点があれば、スタッフまでお気軽にお尋ねください。**
Room8で、あなたの働き方をもっと自由に、もっと快適に。
新しいワークスタイルをぜひ体験してください。
このテキストを そのままイルシルにコピペ!
すると、あっという間にスライドが生成された。
ここまでの所要時間は、わずか10分。
「ポチッと押してから10分」ではなく、パンフレットの読み込み → ChatGPTでテキスト化 → イルシルに投入 → スライド完成 まで含めて10分 だった。
そこから細かい微調整を加えても、30分〜1時間あれば十分に仕上がるレベル。
普通に手作業でゼロから作るなら、スライド作成と微調整を含めて2〜3日かかる作業では?
それが 10分で80〜90点の状態まで持っていける のは、明らかに革命的だと感じた。
次のセクションでは、実際に作成されたプレゼン資料を公開!
果たして、AIが作ったスライドのクオリティはどうなのか?見ていきましょう。
実際に作成されたプレゼン資料を公開!
ここまでの流れで、イルシルを使って Room8の案内資料を10分で作成 した。
では、実際に出来上がったスライドを見てみよう。
📂 完成したスライド(PDF)はこちら
スライドしてみてくださいね!
AIが作ったスライドのクオリティは?
実際にスライドを見てもらうと分かると思うが、これが10分で完成するのは驚異的 だ。
✅ 良かった点
- デザインの統一感がすごい → 余計な調整をしなくても、それっぽい見た目になる
- フォントやレイアウトが自動で整う → 手動調整なしでも読みやすい
- アイコンや画像も自動配置される → 視覚的にわかりやすいスライドが作れる
- 1から作るより圧倒的に時短 → 手作業なら2〜3日かかるところを、10分で80〜90点の状態に
🟠 もう少し改善できる点
- 「100点」にするには微調整が必要 → フォントの変更や、画像の差し替えは手動でやる必要がある
- 完全オリジナルのデザインにはならない → もっと個性的なスライドにしたい場合は、カスタマイズが必要
- AIの自動判断で不要な情報が省略されることも → 重要なポイントが抜けていないか確認する必要がある
イルシルで作ったスライドの完成度は?
10分で80〜90点のスライドを自動生成できる というのは、間違いなく革命的。
もし「プレゼン資料作りに時間をかけたくない!」と思っているなら、イルシルは間違いなく使えるツール だと感じた。
次のセクションでは、「イルシルの強みと惜しい点」 について、さらに詳しく掘り下げていこう。
イルシルの強み

実際にイルシルを使ってみて、「これはすごい!」と思った点をまとめる。
結論から言うと、イルシルの最大の強みは圧倒的な時短効果だと感じた。
1. 80〜90点のスライドを超高速で作れる
普通に手作業でスライドを作る場合、
構成を考え、デザインを整え、微調整するまで含めて2〜3日かかることが多い。
しかしイルシルを使えば、10分でそれなりのスライドが完成。
そこから調整しても30分〜1時間で十分仕上がる。
この時短効果は、かなり強力だと感じた。
2. デザインの統一感が抜群
普通にパワポの標準テンプレで作ると、なんかダサい… ということがよくある。
でもイルシルなら、フォント・カラー・レイアウトが自動で整うので、
パワポ初心者が作るより圧倒的に見栄えが良い。
3. テンプレが洗練されていて、微調整で十分100点に持っていける
AIが提案するスライドは、80〜90点のクオリティだけど、
そこからフォントやカラーを微調整すれば簡単に100点に持っていける。
最初から完璧を求めず、まずAIに作らせて、あとで細かく調整するのがベストな使い方だと思う。
4. 画像やアイコンも自動配置されるので、ほぼ手直し不要
「AIが作るスライド=テキストだらけの退屈なもの」
そう思っていたけど、イルシルはしっかり画像やアイコンを配置してくれる。
おかげで、視覚的にもわかりやすいスライドが最初からできあがる。
5. パワポと同レベルの調整も可能
一度作成したスライドは、イルシル上でも細かい調整が可能だし、
PPTX形式でエクスポートすれば、PowerPoint上でさらに編集できる。
つまり、
「まずイルシルで80〜90点のスライドを作る → パワポで微調整」
という流れが最強だと感じた。
6. ブランドカラーの反映も簡単
「AIが作ったスライドだと、企業のブランドカラーに合わせられないのでは?」
そんな不安があったけど、実際にはカラー変更も簡単だった。
例えば、Room8の案内資料もすぐにブランドカラーに統一できたので、
企業資料としても十分使えるレベル。
イルシルは、短時間で高品質なスライドを作りたい人には最適なツール だと感じた。
しかし、実際に使ってみると 「もうちょっとここを調整したい」 と思う部分もあった。
次のセクションでは、イルシルの「惜しい点」というより特性について 掘り下げていく。
イルシルの「惜しい点」というより特性

イルシルは、短時間で高品質なスライドを作るには最適なツールだった。
ただし、「これだけで完璧!」とはならない というのも正直な感想。
ここでは、実際に使ってみて「もう少しここを調整したい」と思った点をまとめる。
1. 100点にするには微調整が必要
イルシルは「80〜90点のスライドを高速で作るツール」。
そのため、最後の仕上げとしての微調整は必要 になる。
例えば:
- フォントサイズの微調整 → 文章量によっては、ややバランスが崩れることも
- 強調部分の見直し → 重要なポイントをさらに目立たせたいときは手動調整が必要
- 全体のレイアウト確認 → AIが決めた配置が完璧とは限らないので、最終チェックは必須
ただ、これは 「ゼロから作るより圧倒的に楽」 なのは間違いない。
2. AIの自動判断で不要な情報が省略されることも
イルシルは、「重要そうな情報」を自動で抽出してスライドを作る。
そのため、意図しない情報がカットされることもある。
例えば、Room8の案内資料を作ったときも:
- 特定のプランの説明が抜けていた → AIが「不要」と判断した可能性がある
- 細かいキャンペーン情報が省略された → 重要な部分を後から追加する必要があった
大事なのは、「AIが作ったまま使う」のではなく、必ず最終確認をすること。
3. 完全オリジナルのデザインにはならない
イルシルは「使いやすいテンプレート」をベースにスライドを作る。
そのため、完全にオリジナルなデザインにはならない。
例えば:
- ブランドの個性をもっと出したいとき → テンプレートのカスタマイズが必要
- 似たようなデザインになる → テンプレートなので同じようなスライドが多い(統一感はある)
- 独自のレイアウトを作りたいとき → イルシル上では限界があるので、PPTXで編集
ただし、デフォルトのデザインでも十分キレイ なので、
「とりあえずそれっぽく見せたい」なら問題なし。
イルシルの限界は?手直しはどこまで必要?
イルシルは 「1発で100点を出すツール」ではない。
しかし、「ゼロから作るより圧倒的に速く、あと少しの調整で十分100点にできる」のが魅力だと感じた。
次のセクションでは、「イルシルはどんな人に向いているのか?」をまとめる!
イルシルはどんな人に向いている?

実際に使ってみて、イルシルが向いている人・向いていない人がはっきり分かった。
このセクションでは、それぞれのタイプを整理してみる。
イルシルが向いている人
- プレゼン資料を作る時間を短縮したい人
→ 10分で80〜90点のスライドが完成するので、効率重視の人に最適 - デザインに自信がない人
→ テンプレートが優秀なので、パワポの標準デザインより圧倒的に見栄えがいい - スライドの内容に集中したい人
→ 構成やレイアウトはAIが考えてくれるので、内容のブラッシュアップに専念できる - ビジネス用途で「それなりに見えるスライド」が必要な人
→ 社内資料やセミナー用スライドとして十分使えるクオリティ - プレゼン初心者・忙しいビジネスパーソン
→ とにかく手間をかけずに、ちゃんとしたスライドを作りたい人向け
イルシルが向いていない人
- デザインにこだわりがある人
→ 完全オリジナルのデザインにはならないので、細部までこだわりたい人には不向き - 1枚ずつ完璧にレイアウトを決めたい人
→ AIが自動で配置するので、細かく調整する前提ならPowerPointの方が良い - AIが作ったものをそのまま使いたい人
→ あくまで「80〜90点のスライド」を作るツール。100点にするには微調整が必要
結局、どんな人におすすめ?
イルシルは、スライド作成に時間をかけたくない人にとって最強のツールだと感じた。
逆に、デザインに強いこだわりがある人には向かないかもしれない。
次のセクションでは、実際に使ってみた総評と僕の個人的な感想をまとめる!
実際に使ってみた総評と個人的な感想

イルシルを実際に使ってみて、思っていた以上に「使えるツール」だと感じた。
特に、スライド作成にかかる時間を大幅に短縮できるのは大きなメリットだった。
総評:イルシルは「時短最強」のスライド作成ツール
- 10分で80〜90点のスライドが作れる のは本当に革命的
- デザインの統一感があり、最低限の手直しで完成度が高い
- スライド作りに時間をかけたくない人には最適
- PowerPointとの組み合わせで、さらにクオリティUPが可能
ただし、「完全自動で100点のスライドができる」わけではない。
最後の仕上げとして、微調整はどうしても必要になる。
個人的な感想
今回のRoom8の案内資料を作る過程では、想定よりもスムーズに進んだ。
特に、ChatGPTでテキストを整理して、それをイルシルに投入する流れはめちゃくちゃ効率的だった。
正直なところ、「AIにここまで任せられるのか」 と少し驚いた。
手作業でやったら2〜3日かかる作業が、実質30分〜1時間 で仕上がるのは大きい。
とはいえ、スライドの細かいこだわりを持つ人には合わないかも しれない。
「デザインの完全な自由度」よりも「効率と実用性」を優先する人向けのツールだと感じた。
最終評価:イルシルは本当に使える?
イルシルは、「スライド作成の時短ツール」としては最強。
ただし、仕上げの微調整は必要なので、完璧なスライドを求めるなら手を加える前提で使うべき。
個人的には、「まずAIに80〜90点のスライドを作らせて、あとから微調整」 という使い方が最も効率的だと感じた。
スライド作りに時間をかけたくないなら、試してみる価値は十分にあるツールだと思う。
まとめ
イルシルを使ってみた結果、「スライド作成の時短ツール」としては最強レベル だと感じた。
特に、プレゼン資料作りに時間をかけたくない人には、圧倒的におすすめ できる。
ただし、「1発で100点満点のスライドが完成するわけではない」点は注意が必要。
結局、最終的な仕上げは人の手で調整する必要がある。
イルシルの総評
✅ 10分で80〜90点のスライドが完成する(AIなしなら2〜3日かかる作業)
✅ デザインの統一感があり、最低限の調整で十分に使えるレベル
✅ プレゼン資料の構成やレイアウトをAIが考えてくれるので、内容に集中できる
✅ 細かいカスタマイズは手作業が必要だが、PowerPointと組み合わせれば解決
❌ 完璧なスライドを求めるなら、手作業で仕上げる必要がある
❌ AIの自動判断で不要な情報が省略されることがあるので、最終チェックは必須
❌ 完全オリジナルなデザインにはならない(テンプレベースのスライドになる)
こんな人にはおすすめ!
- スライド作成に時間をかけたくない人
- それなりに見栄えのいいスライドを素早く作りたい人
- 社内資料やセミナー用のスライドを効率よく作成したい人
- プレゼンの内容に集中したいので、デザインをAIに任せたい人
逆に、デザインに強いこだわりがある人や、1枚ずつレイアウトを完璧に調整したい人には不向き かもしれない。
最後に
今回、イルシルを実際に試してみたが、AIの進化を改めて実感する結果 になった。
特に、「スライド作成の時間を短縮する」という目的では、間違いなく使えるツール だと思う。
「プレゼン資料作りに時間をかけたくない!」という人は、一度試してみる価値アリ。
今後さらに機能がアップデートされれば、もっと完成度の高いスライドが作れるようになるかもしれない。
以上、イルシルのレビュー でした!