こんにちは、春日井コワーキングスペースRoom8オーナーの鶴田です!
「ブログのネタが思いつかない…」
「書きたいことは書き終えてしまった…」
「何を書けば読者に価値を提供できるのか分からない…」
ブログを続けていると、誰もが一度はこんな悩みを抱えますよね。
前回は、ブログのネタ切れを解消する4つのアプローチをご紹介しました。今回は、その中でも特に効果的な方法についてお話しします。
それは「人々の悩みからネタを見つける」というアプローチです。
実は、私たちの周りには、たくさんの人々の「困った」「知りたい」という声が溢れています。そして、その一つ一つが、価値ある記事のタネになるんです。
「でも、どうやってそんな声を見つければいいの?」
「見つけた後、どうやって記事にすればいいの?」
そんな疑問にお答えしながら、具体的な方法をご紹介していきます。
人々の悩みを見つける方法

ブログのネタは、実は身近なところに眠っています。
人々の「困った」「知りたい」という声を見つける方法をご紹介します。
noteを見る
noteは、様々な人の体験や悩みが集まる場所です。
注目したいのは二つ
1つ目:人気記事
人気記事、沢山いいねがついている記事というのは多くの人の心に刺さった記事です。
その題名で自分が書くとしたらどうなるだろうか?と考えると良いです。(文章の内容をそのままパクっては駄目です)
2つ目:コメント欄
人気記事のコメント欄。記事を読んだ人の生の声が見られます:
「この部分をもっと詳しく知りたい」
「具体的な方法が知りたい」
「うちの場合は、どうすればいいんだろう…」
このような声の一つ一つが、実は新しい記事のタネ。
「もっと知りたい」というコメントは、多くの人が同じことを知りたがっているサインなんです。
知恵袋をチェックする
Yahoo!知恵袋は、リアルな悩みの宝庫です。
知恵袋で特に注目したいのは:
- 同じような質問が繰り返し投稿されているもの
- ベストアンサーがついていても、新しい質問が生まれているもの
- 回答に対して「でも、こういう場合は?」という声があるもの
これらは、その悩みが普遍的で、まだ十分な解決策が提供されていないことを示しています。
SNSでの声を探す
TwitterやInstagramなどのSNSでも、貴重な声を見つけることができます。
- ハッシュタグ検索で同じ悩みを持つ人を見つける
- 関連アカウントのフォロワーの声を見る
- コメント欄での質問を探す
SNSの良いところは、リアルタイムの声が見られること。
今、人々が何に困っているのかが分かります。
コツは”パターン”を見つけること
これらの情報源で声を探すとき、大切なのは似たような悩みのパターンを見つけることです。
一人だけの特殊な悩みではなく、多くの人が共有している悩み。
そこに価値ある記事のタネが眠っているんです。
次は、見つけた悩みをどうやって深掘りし、記事の材料にしていくのか、具体的な方法をお話ししていきます。
見つけた悩みを深掘りする

人々の声を見つけたら、次はその悩みを深く理解していきます。
ここでは、AIの力も借りながら、悩みの本質を探っていきましょう。
表面的な悩みの先にあるもの
例えば、知恵袋で「ブログのPVが伸びない」という質問を見つけたとします。
一見シンプルに見えるこの悩み。でも、その背景には様々な要因が隠れています:
- 記事の書き方が分からない
- テーマ選びで迷っている
- 継続するのが難しい
- 成果が見えづらい
このように、一つの悩みには複数の側面があります。
AIを使って視点を広げる
ここで、ChatGPTの力を借りてみましょう。
例えば、こんな質問をしてみます:
「ブログのPVが伸びない」という悩みの背景には、どのような原因が考えられますか?
できるだけ多くの視点で考えてください。
すると、思いもよらない視点が見えてきます:
- 読者層とコンテンツのミスマッチ
- 情報の更新頻度の問題
- ユーザー体験の課題
- プロモーション方法の不足
人間は経験や知識に基づいて考えるため、どうしても視野が限られがち。
でも、AIと対話することで、新しい切り口が見つかるんです。
複数の悩みをつなげてみる
似たような悩みを集めて、共通点を探るのも効果的です。
例えば:
- 「PVが伸びない」
- 「読者が増えない」
- 「反応がない」
これらの悩みには「読者とのコミュニケーション」という共通テーマが隠れているかもしれません。
このように、複数の視点から悩みを見ることで、より価値のある記事が書けるようになります。
では次は、これらの深掘りした内容を、具体的にどうやって記事にしていくのか、お話ししていきましょう。
記事にする具体的な手順

さて、悩みを深く理解できたら、いよいよ記事にしていきます。
ここからは、実践的な手順をご紹介します。
自分の経験と結びつける
見つけた悩みに対して、あなたはどんな経験や知識を持っていますか?
例えば:
- 実際に試してうまくいったこと
- 失敗から学んだこと
- お客様から相談を受けた経験
- 研修や勉強で得た知識
必ずしも「成功体験」だけが価値あるわけではありません。
むしろ、失敗談や試行錯誤の過程こそ、読者の心に響くことが多いんです。
差別化のポイントを見つける
「でも、同じような記事がすでにある…」
実は、これは全く気にする必要がありません。世の中には同じようなテーマの記事は腐るほどあります。それは、それだけそのテーマに需要があるという証拠です。
大切なのは、あなたの視点で書くこと。
例えば:
- 地域性や業界特有の視点を加える
- 最新の状況を反映させる
- 初心者の頃の気持ちに寄り添う
- 具体的な体験談を織り交ぜる
誰かの記事と「少し違う」だけでも、十分な価値があるんです。
スモールスタートで始める
完璧な記事を目指して、なかなか書き始められない…
そんな経験はありませんか?
実は、記事は段階的に育てていけばいいんです:
- まずは核となる解決策を書く
- 具体例を1つ加える
- よくある質問に答える
- 読者の反応を見て加筆・修正する
このように、少しずつ記事を育てていくことで、より読者のニーズに応える内容になっていきます。
実は、この記事自体も「ブログのネタが思いつかない」という悩みから生まれ、徐々に内容を充実させてきました。
完璧を目指すのではなく、まずは誰かの悩みに寄り添う答えを提供することから始めてみませんか?
まとめ:あなたの記事を待っている人がいる
今回は、人々の悩みから記事のネタを見つけ出し、価値ある記事を作る方法をご紹介しました。
今回のポイント
- 人々の声を見つける
- noteのコメント欄
- 知恵袋の質問
- SNSでの声
- 悩みを深く理解する
- 表面的な悩みの先にあるもの
- AIを使った多角的な分析
- 複数の悩みのつながり
- あなたの記事にする
- 経験を活かす
- 自分の視点で書く
- 段階的に育てる
大切なのは、完璧な記事を目指すことではありません。
誰かの「知りたい」「困った」という声に、あなたなりの答えを提供することなんです。
そして忘れないでください。
同じテーマの記事がたくさんあるのは、それだけ多くの人が求めている証拠です。あなたの経験と視点で書かれた記事を、必要としている人が必ずいるはずです。
次回予告
次回は「情報収集の習慣化」について、具体的な方法をお話しします。
毎日の何気ない出来事から、価値ある記事を生み出すコツをご紹介しますので、お楽しみに!