こんにちは、春日井コワーキングスペースRoom8オーナーの鶴田です!
前回の記事(Part2) では、ChatGPTなどのAIツールをどう使うかや、AIからより良い回答を引き出すための7Rプロンプトなどについてお話ししました。実際、あれこれ試してみると「こんなこともAIに任せられるのか!」と驚くシーンが多かったですよね。
今回は、「使い込むほど身につくAIスキル」という視点から、ChatGPTの無料版と有料版の比較、そしていずれやりたいと思っている「春日井AIセミナー(実践型)」の構想についてご紹介します。
岩倉市でのセミナーを経験してわかったのは、実際に触ってみることの大切さ。たとえ座学で「AIはすごいですよ!」と説明されても、いざ自分のビジネスに活かせるかどうかは、何度か使い込んで初めて見えてくる部分が大きいんです。
ぜひ今回の内容を参考に、「実際にどんどん使ってみよう!」という意識を持っていただけるとうれしいです。
ChatGPTの無料版と有料版の比較
前回の記事や実践の中で、ChatGPTを気軽に使ってみるのはとても大切だとお話ししました。実際に触ってみると、「思ったよりも便利だし、アイデア出しの幅が広がる!」と感じる方が多いですよね。
とはいえ、無料版にはどうしてもトークン数やアクセス面の制限があるのも事実。ここでは、無料版と有料版(Plus)の違いをざっくり整理してみます。
無料版のメリット・デメリット
- メリット
- まずは一切コストをかけずに試せる
- はじめてAIに触れる人にとって気軽な入口になる
- デメリット
- アクセスが集中している時間帯は反応が遅くなったり、使用できないことがある
- トークン数の制限が厳しいため、長文のやり取りや大量の実験は難しい
- 新しい機能やアップデートが有料版より遅れて適用される場合がある
有料版(Plus)のメリット
- 優先アクセスが得られる
- 混雑時でも比較的スムーズに使えるので、業務で忙しいときにもストレスが少ない
- トークン数に余裕がある
- 完全無制限ではないものの、無料版よりも格段に多くのやり取りが可能
- AIスキルを身につけるには“量をこなす”ことが大事なので、思い立ったときにサクサク使えるのは大きい
- 追加機能がいち早く使える場合も
- ChatGPTプラグインなど、テスト中の新機能を早めに試せることがある
コストをどう捉えるか
有料版は月額20ドル程度。円換算すると約3,000円前後でしょうか。これを「高い」と感じるかどうかは人それぞれですが、実践型でスキルを身につけるにはある程度の回数をこなす必要があります。無料版だけでやりくりしていると、使いたいときに使えなかったり、途中でやりとりが途切れてしまったりして、もどかしい思いをするかもしれません。
もちろん、まずは無料版で十分という方もいるはず。
ただ「AIスキルを本格的に身につけたい」「ビジネスの時短や質問上に活かしたい」 という方には、有料版への投資は十分リターンが期待できると僕は思います。
実際、何度もプロンプトを書き換えて試行錯誤するうちに、
「こんな応用もできるんだ!」と発見が増えていくんですよね。
AIスキルを身につけるには、とにかく実践が大事

実際に岩倉市でセミナーをやってみて痛感したのが、座学だけでは「AIって便利そうだね」で終わってしまう、ということ。実際に画面を見ながらChatGPTにプロンプトを入力してみると、「こうやって指示するといいのか!」「ここを直せばもっと精度が上がる!」と一気に理解が深まります。
特に、いろいろなパターンを試す“量”をこなしているうちに「こういう表現だとAIの回答が的外れになるんだな」「逆に、ここを詳しく指定すれば欲しい情報に近づくんだな」という“勘どころ”が見えてくるんですよね。さらに、有料版である程度自由に試行錯誤できれば、「もう少し踏み込んで調べたいな」「実務レベルでがっつり使いたい」と思ったときにすぐ行動に移せるのも大きなメリットです。
結局のところ、AIスキルを身につけるには「思いついたらすぐ試す」→「結果を見て修正する」→「さらに深く活用する」というサイクルを何度も回すのが近道。座学で理屈を学ぶより、手を動かして得られる実感のほうがずっと大きいと感じています。
春日井AIセミナーの“実践型”構想

ここまで「実際に触ることが大事」と強調してきましたが、やはり僕としては“実践型”のAIセミナーを開催したいんです。岩倉市での体験から学んだのは、座学だけでは「すごいね」で終わりがちだけど、実際に触ると「もっとこうしたい!」「これなら自分のビジネスに使えそう!」という感覚がぐっと現実味を帯びる、ということでした。
岩倉での好反応を踏まえて
岩倉市商工会青年部のセミナーでは、参加者のみなさんが「自社で取り組むならこう指示すればいい?」「他業種ではどんな使い方をしているの?」といった具体的な疑問をどんどんぶつけてくれました。まさに“前のめり”な熱量で、僕自身も「なるほど、こういう発想があるのか」と刺激を受けたんです。
イメージしている進行スタイル
- ミニ講義でAIの基礎をサクッと
「AIの基本はこんな感じ」「ChatGPT操作はこうやるとスムーズ」といった部分は、必要最低限を簡潔にまとめる予定です。 - 実践ワークがメイン
参加者それぞれがビジネス課題やアイデアをChatGPTに投げかけてみる時間をたっぷり確保。「こんな指示をしたらどうなる?」と試行錯誤しているうちに、応用のイメージがどんどん広がります。 - 成果共有&アドバイス
試してみた結果を共有し合い、「こうするともっと精度が上がった」「こんな別角度のアイデアが生まれた」という情報交換ができるようにしたいですね。異業種交流の楽しさも味わえれば最高です。
開催について
具体的な日時や会場はこれから詰めていきますが、「気軽な参加費で、まずは多くの人に体験してほしい」という想いはあります。決まり次第、ブログなどでもご案内しますので、興味がある方はぜひチェックしてみてくださいね。
まとめ:使いながら覚えるのがAIスキル上達の近道
ChatGPTなどのAIツールは、座学だけで「なるほど!」と思っても、いざ使いこなそうと思うと「どうやって指示を出せばいいの?」と戸惑ってしまうことが少なくありません。だからこそ、実際に触れて、試行錯誤しながら慣れていくのが一番早いと僕は考えています。
- 無料版と有料版の比較では、有料版のほうが制限が緩く、より多くの実験ができるため「使い込んでスキルを身につけたい」という方にはおすすめ。
- 実践型セミナーでは「こんな指示をするとどうなる?」「自分の事例ならどう使える?」といった疑問をその場で解決できるのが大きなメリットです。
もし「興味はあるけどまだ踏み出せていない」という方がいたら、まずは無料版で感触を確かめてみて、物足りなくなったら有料版を検討する、という流れでも全然OK。僕が春日井で開催を考えているセミナーも、“使ってみよう”という気持ちさえあれば大歓迎です。今後、具体的な開催情報が決まったらまたお知らせしますので、少しでもピンときた方は、ぜひ一緒にAIの世界を体験してみましょう!
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。