こんにちは、春日井コワーキングスペースRoom8オーナーの鶴田です!
ブログを書くときに「ネタはあるのに、文章としてまとめる段階で手が止まってしまう…」という経験はありませんか?僕も以前は、構成作りや文章の流れを考えるだけで時間がかかり、なかなか執筆が進まないことが多かったんです。でも、AIをうまく活用すると、その負担がグッと減らせます。
たとえば、ネタ出しは思いついたときにサッとメモしておいて、いざ記事を書く段階になったら「サンプルプロンプト」を使ってAIに流れを提案してもらうんです。最初にざっくりしたアウトラインを作り、その後で見出しごとに本文を少しずつ確認しながら書くと、記事全体の方向性がズレにくいんですよね。
今回ご紹介するサンプルプロンプトには、検索意図の確認やタイトル候補の提案、本文の執筆など、一連の手順が組み込まれています。あらかじめステップを定義しておくことで、「やるべきこと」が明確になるのが大きなメリット。簡単に作ったサンプルですので指示を自由に追加してみてください!
プロンプトに含まれる指示内容

サンプルプロンプト
あなたは優秀なブログ執筆アシスタントです。
これから指定する「テーマ」に沿って、以下のステップで記事の作成をサポートしてください。
▼ステップの流れ
1. 読者像・読者ニーズの推測
2. 検索意図とキーワードの選出
3. 上記を踏まえたブログタイトルの提案
4. 記事のアウトライン(見出し構成h3まで)の提案
5. セクション単位で記事本文を出力(各セクションの後に止める)
- 私の「OK」「修正指示」を待ってから次のセクションを執筆
▼注意点
- 読者の悩み・検索意図を強く意識した構成にしてください。
- キーワードを自然に文章へ盛り込んでください。
- 見出しや小見出しを付けながら分かりやすく書く
- 必ず私の「OK」や「修正」の合図を待って、次のステップ・次のセクションに進んでください。
では、まずは以下の「テーマ」に基づき、
1〜3(読者像とニーズ、検索意図とキーワード、ブログタイトルの提案)をお願いします。
テーマ:XXXX
ちなみにササッと作ったプロンプトですからね。完璧なモノではありません。
これを元にご自身でカスタマイズしてみてください。
テーマ指定
まず、「テーマ」を指定してAIに伝えるようにしてあります。たとえば「テーマ:○○についてのブログ記事を作りたい」と明確に入力する感じです。これだけで、AI側が「何のための記事か」を理解してくれます。
ステップの流れ(5つ)
- 読者像・読者ニーズの推測
どんな読者が想定されるか、どんな悩みを持っていそうかをAIに整理してもらいます。 - 検索意図とキーワードの選出
その読者が検索しそうなキーワードや、記事に盛り込みたい語句の提案を受けます。 - 上記を踏まえたブログタイトルの提案
AIに3つほどタイトル案を出させ、そのなかから選ぶか、必要なら微調整する形です。 - アウトライン(見出し構成)を提案
記事全体の骨組みを先に作ることで、執筆がラクになります。 - セクション単位で本文を出力
AIが章を一気に書くのではなく、1章分を書いたらユーザーが「OK」「修正」を返す流れ。これでズレた方向に行きにくく、完成までスムーズに進められます。
注意点
- 読者の悩みや検索意図を意識した構成にすること
- 見出しや小見出しを付けて分かりやすく
- 「OK」「修正」の合図があるまで先に進まない
こんな感じの指示文が詰め込まれているので、AIが独自に暴走して一気に全部書き上げるのを防ぎつつ、都度フィードバックを挟めるんです。さらに、最初に読者像と検索意図を確認する工程があることで、**「誰向けの記事を書いているか」**が明確になり、ブレずに進めやすくなります。
使い方の流れ

1. プロンプトをコピペし、テーマを記入する
- AIに貼り付ける
まず、今回ご紹介しているサンプルプロンプトをそのままChatGPTなどのAIチャット画面にコピペします。
一番下の行に「テーマ:◯◯◯」と書くことで、「何について書きたいブログなのか」を明確に指示するわけです。 - 想定例
たとえば「テーマ:健康的な朝食レシピ」など。するとAIは「健康志向の人」「忙しい朝でも手軽に作れるレシピを求める人」などを読者像に含めて考えてくれます。
例)
あなたは優秀なブログ執筆アシスタントです。
これから指定する「テーマ」に沿って、以下のステップで記事の作成をサポートしてください。
▼ステップの流れ
1. 読者像・読者ニーズの推測
2. 検索意図とキーワードの選出
3. 上記を踏まえたブログタイトルの提案
4. 記事のアウトライン(見出し構成h3まで)の提案
5. セクション単位で記事本文を出力(各セクションの後に止める)
- 私の「OK」「修正指示」を待ってから次のセクションを執筆
▼注意点
- 読者の悩み・検索意図を強く意識した構成にしてください。
- キーワードを自然に文章へ盛り込んでください。
- 見出しや小見出しを付けながら分かりやすく書く
- 必ず私の「OK」や「修正」の合図を待って、次のステップ・次のセクションに進んでください。
では、まずは以下の「テーマ」に基づき、
1〜3(読者像とニーズ、検索意図とキーワード、ブログタイトルの提案)をお願いします。
テーマ:健康的な朝食レシピ
2. ステップ1〜3の出力をチェック
- 出力される内容
- 読者像・読者ニーズ
- 検索意図とキーワード
- ブログタイトルの提案
- 出力例
- 読者像例:「20〜30代の忙しい会社員が、時短でヘルシーな朝ごはんを探している」
- 検索意図とキーワード例:「朝食 時短 ヘルシー」「5分 簡単 朝ごはん」など
- タイトル案例
- 「5分で作れる!忙しい朝のヘルシー朝食レシピ10選」
- 「朝の時短を叶える!健康的な朝ごはんアイデア集」
- 「朝活にもピッタリ!ラクして栄養がとれる簡単レシピ」
- 修正・微調整のポイント
タイトルが長すぎる場合は「もう少し短く」、読者像が自分の想定と違えば「もっと主婦層をメインにして」など、具体的に伝える。
3. アウトライン(ステップ4)を受け取り、再度調整
- AIが提案してくるアウトライン例
H2・H3の見出しごとに「このパートでは何を書くか」をざっくり書いてくれます。
たとえば「H2-1:朝食の大切さ」「H2-2:時短でできる基本の朝食レシピ」「H2-3:応用アレンジアイデア」など。 - 具体例を使った調整の仕方
- 「H2-1の『朝食の大切さ』はもう少し深く書きたいから、H3を2つくらいに分けて」
- 「H2-3の『応用アレンジアイデア』をもっと初心者向けにしてほしい」
- 最初の段階でアウトラインを固めるメリット
後から大幅な書き直しをしなくて済む。執筆前に“記事の全体像”を把握できるので、スラスラ書きやすい。
4. セクション単位で本文を執筆(ステップ5)
- 具体的な進行例
「それでは導入部分を書いてください」とAIに指示→AIが文章を生成→ユーザーがチェックして「OK」か「修正」を返す。
この小刻みな確認が、完成後に大幅リライトする手間を減らすポイントです。 - 修正指示の例
- 「もっとカジュアルな言い回しにして」
- 「ターゲットが学生だと分かるように、朝の忙しさを強調して」
- 章ごとに書いてもらうメリット
初期段階でのズレをすぐに修正できる。完成後に「想像と違う…」となりにくい。
5. 完成後の最終チェック
- 事実確認・独自情報の追加
レシピなど実用的な内容の場合は、誤情報がないかを必ず確認しましょう。
また、実際の体験談を足すとオリジナリティが高まります。 - SEOの最終調整
AIが提案するキーワードを自然に落とし込む。
不自然なキーワード連打は避けて、読みやすさを優先する。 - 統一感のある文体に仕上げる
AIに「あらためて文体を見直して」と依頼しても良いし、自分で最終的に整えるのも手。句読点や改行など細部も確認を忘れずに。
まとめ
今日は、ブログ執筆をラクにするためのサンプルプロンプトについて詳しく見てきました。まず「読者像・読者ニーズ」や「検索意図とキーワード」を事前に洗い出すことで、記事全体の方向性が定まりやすくなります。そこから「タイトルの候補」「アウトライン構成」を一気に考えるのではなく、段階的にAIに提案させるのがポイントです。書いている途中で軌道修正が必要になっても、章ごとに「OK」「修正」を指示すれば大幅な書き直しをせずに済むので、時間をぐっと節約できますよね。
たとえば、テーマが「健康的な朝食レシピ」なら、ステップ1〜3で「忙しい朝でも作れるレシピを欲している読者像」や「簡単・時短・ヘルシー」といったキーワードを洗い出し、タイトル案を数パターンAIからもらう形です。次にアウトラインで大枠の流れを把握してから、導入部や各小見出しの本文を少しずつ仕上げていけば、書いていて迷うことがほとんどなくなるはずです。
今回のサンプルプロンプトは、初心者でも使いやすいようにステップを小分けにしているのが特徴です。もし「もっとAIを活用してみたい」「他の業務にも応用したい」と思ったら、僕が運営するRoom8 AI LABや、起業にまつわる情報をまとめた起業ガイドにも、AI活用のヒントをいろいろ載せていますので、ぜひチェックしてみてくださいね。この記事が、あなたのブログ執筆をより快適にするきっかけになればうれしいです。