コワーキングスペース 代表 鶴田 賢太 こんにちは、春日井コワーキングスペースRoom8オーナーの鶴田です！
「起業するなら情熱が大事！」とか「好きなことを仕事にしよう！」なんて話、よく聞きますよね。
実際、僕自身も「やりたい！」という気持ちでこれまで進んできたタイプです。でも、それがすべての人に当てはまるかというと、そうでもない。
世の中には「好きなことを仕事にしたい！」と思う人もいれば、「とりあえず食える仕事を見つけたい」「できるだけ効率よく稼ぎたい」と考える人もいます。どちらが正しいとか間違いとかじゃなく、結局のところ「どうやって結果を出すか」が大事なんですよね。
例えば、成功している起業家の話を聞くと、必ずしも最初から「夢」や「情熱」があったわけじゃないんです。「とりあえずお金を稼ぐために始めた」「なんとなく始めたら続いた」みたいな人も結構いる。
特に、今日のテーマのベースとなる『ドラゴン桜』の作者・三田紀房先生も、「楽して稼ぎたい」と思って漫画を描き始めた人。彼は「好きなこと」や「情熱」じゃなく、「どうしたら効率よく結果を出せるか」を考えて成功しました。
つまり、情熱を持って進むのも一つの道だし、「特にやりたいことがないけど、とりあえず何か始めたい」というのも全然アリ。
30代までは伏線。今やっていることが、後でどう活きるかはまだわからない。でも、まずは“意識低め”でもいいから、何かを始めることが大事なんです！
📖 参考書籍:
東大メンタル 「ドラゴン桜」に学ぶ やりたくないことでも結果を出す技術
効率よく楽をして成功する方法
「努力は報われる」「コツコツ頑張るのが大事」なんて言葉、よく聞きますよね。でも正直な話、できるだけ楽して結果を出したい！ って思いませんか？ 僕は思います（笑）。
ここで重要なのは、「楽＝手を抜く」ではなく、「効率よく結果を出す」ということ。ダラダラ長時間働くより、最短ルートで成果を出した方がいいに決まっています。『ドラゴン桜』の作者・三田紀房先生も、「いかに効率よく楽をして成功できるか」を徹底的に考えた人です。
では、どうすれば「効率よく楽をして成功」できるのか？ 三田先生の考え方をもとに、起業に活かせる3つのポイントを紹介します。
① こだわりすぎず、型にはまる
「自分らしさを大事に！」という言葉、よく聞きますが、実はこれが落とし穴になることもあります。
三田先生も「自分らしさ」にはこだわらず、売れる漫画の型を徹底的に研究しました。「この型にハマれば結果が出る」ものを見つけて、それを実行するのが成功の秘訣です。
起業でも同じ。例えば、
- 「オリジナリティを出そう！」と考えすぎて市場とズレる
- 完璧なビジネスモデルを作ろうと時間をかけすぎる
こうなると、いつまで経っても結果が出ません。むしろ、成功している型を見つけて、まずはそれに乗っかることが大事。
② 仕事を断らない
三田先生は「どんな仕事も基本的に断らない」スタンスで、納豆の漫画を書いてくれと言われたら納豆の漫画を描く、という姿勢でスキルを磨いていきました。
起業でも、最初は「やりたいこと」より「求められていること」をやる方が結果が出やすいです。例えば、
- 最初から「自分の好きな仕事だけやる」と決めるとチャンスを逃す
- お客さんのニーズに応え続けることで、スキルと実績が積み上がる
「これ、本当にやりたい仕事じゃないな…」と思っても、続けていくうちに意外な強みが見つかることもあります。
③ とにかく稼ぐことを最優先にする
「やりがい」とか「好きなこと」はもちろん大事ですが、ビジネスを続けるにはお金が必要です。
- 「これは儲かるのか？」を常に考える
- お金にならないことに時間を使いすぎない
- まずは生活を安定させて、その後にやりたいことを考える
三田先生も、最初は「借金返済のために漫画を描く」という理由でした。でも結果的に、それが大ヒット作につながりました。最初は「お金のため」でも、続けるうちに本当のやりがいが見つかることもあるんです。
楽をすることは悪いことではない。むしろ、効率よく結果を出すことが大事！
この考え方を持っていれば、無駄な努力に消耗せず、最短ルートで成功に近づけるはずです。
次は、実際に「30代までは伏線」という考え方を、どう起業に活かせるかを考えていきましょう！
30代までは伏線！失敗を恐れず経験を積む
「20代30代なんていうのは伏線」
これ、つまり「今の失敗や遠回りも、後でちゃんと意味を持つから大丈夫！」ってことなんです。
三田紀房先生も、最初から成功したわけじゃなく、借金1億円を抱えたり、漫画が全然売れなかったり、紆余曲折の連続。でも、それらの経験がすべて伏線となって、最終的に『ドラゴン桜』の大ヒットにつながりました。
起業もまったく同じ。最初から完璧にいくことなんて、ほぼありません。むしろ、「この経験、あとで絶対活きるな！」と思いながら、どんどんチャレンジすることが大事です。
① 失敗はデータ収集！成功のパターンを見つける
「失敗したくない…」と思って動けなくなる人、多いですよね。でも、起業って「試行錯誤のゲーム」みたいなものです。
- 何が売れるのか？
- どんなマーケティングが効果的か？
- どんなターゲットに響くのか？
これって、実際にやってみないとわからないことばかり。
「やってみてダメだった＝失敗」ではなく、「データが取れた」と思えば、どんな経験も無駄になりません。
② 無駄なプライドを捨てる
「自分はこういうスタイルでやりたいんだ！」とこだわりすぎると、うまくいかないことも多いです。
三田先生も、「個性を出そう！」とはせず、売れる型にハマることを最優先にしました。
起業でも、「これがカッコいい！」ではなく、「これが売れる！」を優先した方が、結果につながります。
- 「カフェをやりたい！」→ 競争が激しくて失敗するより、ニーズのある業態で始める
- 「オリジナル商品を作りたい！」→ まずは売れる商品を仕入れて試す
こんなふうに、こだわりすぎないことで、成功の確率がグッと上がります。
③ 30代までは実験期間！リスクを取れるうちに動く
「20代30代なんていうのは伏線」という考え方が最高なのは、この時期はリスクを取れるということ。
- 家族ができると、大きなリスクを取るのは難しくなる
- 若いうちは失敗してもやり直しがきく
- いろんな仕事を試して、向いてるものを見つけるチャンス
30代までは、「これは向いてるかな？」「こっちはどうかな？」といろいろ試しながら、自分なりのパターンを見つける時間。結果が出なくても、焦らなくてOK。
むしろ、「この経験、あとで伏線回収されるはず！」と思って動いたほうが、どんどんチャンスが増えていきます。
30代までは伏線。今やってることは、すべて未来の成功につながる。
そう考えれば、怖がらずにチャレンジできるし、無駄な焦りもなくなりますよね。
次は、今回のまとめとして、「効率よく楽をしながら成功する起業術」を振り返ってみましょう！
まとめ：効率よく楽をして、未来の伏線を張ろう
ここまで話してきたように、起業には「夢」や「情熱」が必須というわけではありません。むしろ、「どうすれば効率よく楽に結果を出せるか？」を考えることが成功の近道になります。
もう一度、ポイントを振り返ってみましょう。
- こだわりすぎず、型にはまる
→ オリジナリティより、売れるパターンに乗っかった方が成功しやすい！ - 仕事を断らない
→ やってみないとわからない。小さな仕事も積み重ねれば武器になる！ - とにかく稼ぐことを最優先にする
→ まずはお金を生み出す仕組みを作る。好きなことは後から考えてOK！ - 30代までは伏線。失敗をデータとして蓄積する
→ 「失敗＝終わり」ではなく、「成功へのデータ収集」。チャレンジした分だけ未来の伏線が増える！
起業において、「効率よく楽をする」ことは決してズルじゃない。むしろ、無駄な努力を減らし、最短ルートで成功するための合理的な戦略です。
そして、今の努力がどう活きるかは、まだわかりません。でも、「今の経験が未来で伏線回収される」と思えば、少し気楽に取り組めるんじゃないでしょうか？
「やりたいことがない」「情熱がない」と悩んでいるなら、まずは動いてみることが大事。僕自身も「効率よく楽をする」ことを追求しながら、日々挑戦しています。
未来の自分が「この経験があったから成功した！」と言えるように、今は伏線をどんどん増やしていきましょう！