こんにちは、春日井コワーキングスペースRoom8オーナーの鶴田です!
今日は嬉しい節目の日です。このブログが100本目を迎えました。しかも、思いがけない出来事が重なって、AIと共に歩んできた道のりの意味を改めて考えさせられる日になりました。
この100日間、僕は徹底的にAIと向き合ってきました。ChatGPT、Claude、Gemini – すべての有料版を契約し、それぞれの特性を活かしながら使い込んでいます。時にはChatGPTのトークンを使い切り、Claudeに切り替え、さらにGeminiまで活用する日も。それぐらい、AIとの対話に没頭しています。
なぜここまでやるのか。それは、AIが私たちのビジネスを根本から変える可能性を秘めていると確信しているからです。実際、この100日間でビジネスの様々な側面が変化してきました。アイデアの整理から、企画の立案、市場調査、そしてコンテンツ作成まで。AIと対話を重ねるうちに、その可能性は想像以上に広がっていることを実感しています。
特に最近は、各AIの特性を理解し、目的に応じた使い分けも確立してきました。単なるツールとしてではなく、ビジネスパートナーとしてAIと向き合う中で、新しい可能性が次々と見えてきています。
そんな中、今日、思いがけない連絡が入ったんです…
思いがけない依頼 – 高まるビジネスでのAI活用への期待

そんな中、今日、思いがけない連絡が入ったんです。
岩倉市商工会青年部から、「AIについての講演をしていただけませんか?」というメッセージでした。このブログを読んでいただいていて、実践的なAI活用について話を聞きたいとのこと。
正直、驚きました。でも同時に、この依頼には深い意味があると感じています。
昨年末からのChatGPTの爆発的な普及以降、ビジネスシーンでのAIへの関心は日に日に高まっています。特に最近は、「AIを導入したいけど、どう始めればいいんだろう」「他社はどんな風にAIを活用しているんだろう」という声を、様々な場面で耳にするようになりました。
大手企業ではAI戦略室を設置したり、専門チームを立ち上げたりする動きが出ていますが、多くの中小企業やスモールビジネスにとって、それは現実的な選択肢ではありません。むしろ、既存のAIツールを効果的に活用し、日々の業務に組み込んでいく実践的なアプローチが求められているのです。
商工会議所の青年部といえば、地域の第一線で活躍する経営者や後継者の集まり。そんな実務者たちが、今まさにAIの実践的な活用方法を求めているということは、時代の大きな転換点を感じさせます。
実は最近、このブログへのアクセス解析を見ていても、「AI ビジネス活用」「AI 業務効率化」といったキーワードからの流入が増えています。特に、具体的な活用事例や、AIツールの使い分けについての記事へのアクセスが多いんです。
そう考えると、今回の講演依頼は決して偶然ではないのかもしれません。この100日間、実践を通じて得た知見の発信が、まさに今のビジネスパーソンが求めている情報と重なっていたということなのでしょう。
ChatGPT、Claude、Geminiといった最新のAIツールを、実際のビジネスの現場でどう活用していくのか。その具体的な方法論を求める声は、今後ますます高まっていくはずです。
100日間で見えてきた、AIがもたらす可能性

では、実際にAIと共に歩んできた100日間で、どんな可能性が見えてきたのでしょうか。
まず驚いたのは、AIの”考える速度”です。例えば新規事業のアイデア出しでは、人間なら1時間かけてようやく3つか4つのアイデアを出すところを、AIなら数分で10個以上の斬新なアイデアを提示してくれます。しかも、それぞれのアイデアに対して市場性や実現可能性まで示唆してくれるんです。
ただし、ここで重要なのは「AIは単なるアイデアの出力装置ではない」ということ。AIとの対話は、むしろ私たち自身の思考を深める触媒のような役割を果たします。AIが示したアイデアに対して「でも、こういう課題があるんじゃないか?」と問いかけると、また新たな視点が開かれていく。この対話的な思考プロセスこそが、AIとの協業がもたらす真の価値だと感じています。
また、各AIツールの特性も見えてきました。例えばChatGPTは柔軟な発想と論理的な分析が得意。Claudeは長文の文章作成や細かい指示への対応が優れています。Geminiはデータの可視化や技術的な解説が強み。これらを目的に応じて使い分けることで、より効果的な結果が得られるようになってきました。
特に印象的だったのは、AIとの対話を重ねることで、自分自身の思考プロセスも整理されていくという発見です。「なぜその選択をするのか」「どういう目的でその方法を選ぶのか」。AIに説明することで、自分の判断基準や決定プロセスがより明確になっていくんです。
ビジネスの現場では、この”思考の整理”が思いがけない効果を発揮します。クライアントへのプレゼンテーションがより説得力を増したり、チーム内での意思疎通がスムーズになったり。AIは単なる効率化ツールを超えて、ビジネスコミュニケーションの質そのものを高めてくれる存在になり得るのです。
これからの100日に向けて – AIと共に歩む未来
今日のブログで100本目。そして思いがけない講演依頼。この偶然は、きっと何か意味があるのだと感じています。
多くの事業者がAIという新しい可能性に注目している今、私たちに必要なのは「とにかく始めてみる」という一歩を踏み出す勇気かもしれません。最初から完璧な活用方法を見つける必要はありません。日々の業務の中で、少しずつでもAIとの対話を重ねていく。その積み重ねが、必ず新しい可能性を開いてくれるはずです。
僕自身、この先の100日でどんな発見があるのか、今から楽しみでなりません。AIの進化は日進月歩。その変化に戸惑うことも多いでしょう。でも、その変化と向き合い、実践し、そして得られた知見を共有していく。そんな小さな一歩の積み重ねが、きっと私たちのビジネスに新しい地平を開いてくれると信じています。
そうそう、商工会議所での講演は快く引き受けさせていただきました。この100日間の実践から得られた知見を、少しでも多くの方と共有できることを楽しみにしています。