AIとの対話でブログネタを広げる技術|ChatGPTを活用した記事作成のコツ

こんにちは、春日井コワーキングスペースRoom8オーナーの鶴田です!

これまでの基礎シリーズでは、ブログのネタの見つけ方から継続するためのマインドセットまで、基本的な部分をお話ししてきました。

今回からは実践シリーズとして、より具体的なテクニックをお伝えしていきます。
その第一回は「AIとの対話でネタを広げる方法」について。

「AIを使えばいいのは分かるけど、どう使えばいいの?」
「質問の仕方が分からない…」
「AIの返答をどう活かせばいいの?」

よくこんな悩みを聞きます。

確かに、ChatGPTのような優秀なAIが使えるようになった今、ブログを書くスタイルは大きく変わってきています。でも、ただAIに「記事を書いて」とお願いするだけでは、良い記事は生まれません。

大切なのは「対話」です。

例えば、「ブログのネタが欲しい」と漠然と聞くのではなく、「このテーマについて、どんな切り口がありそうですか?」と聞く。
そこからさらに「この切り口について、どんな具体例がありますか?」と掘り下げていく。

このように、AIとの対話を重ねることで、より深い洞察や新しい視点が得られるんです。

今回は、そんなAIとの効果的な対話方法について、具体例を交えながらお話ししていきます。

AIとの対話の基本

AIとの対話の基本

AIとの対話で大切なのは、返答を受けてからが本番だということ。
実際のやり取りを見ていきましょう。

効果的な質問の仕方

最初の質問:

AIツールについて記事を書きたいです。アイデアを出してください。

AIからの返答例:

  • AIツールの種類と特徴
  • 初心者向けの使い方ガイド
  • 業務効率化のための活用法
  • コスト比較と選び方
  • 注意点とリスク
    …etc

ここで終わりではありません。
むしろここからが本番です。

次の質問:

業務効率化のための活用法について、
具体的にどんな業務にAIツールが使えそうですか?

AIの返答を受けて、さらに:

文章作成の効率化について、
あなたならどんなワークフローを提案しますか?
具体的な手順を教えてください。

このように、返答を見ながら興味のある部分を掘り下げていく。
それが効果的な対話のコツです。

対話を深めるポイント

  1. 面白そうな項目に注目
    • 意外な視点はないか
    • 掘り下げがいのありそうな項目は
    • 自分の経験と結びつきそうな要素
  2. 具体的に掘り下げる
    • 「なぜ」そうなのか
    • 「どうやって」実現するのか
    • 「具体例」はどんなものか
  3. 実践的な視点を加える
    • 実際にやってみて気づいたこと
    • つまずきやすいポイント
    • 効果的だった工夫

例えば、僕の場合:

最初の質問:

ブログのネタ出しにAIを使いたいです。
アイデアを教えてください。

AIの返答を見て気になった部分を掘り下げる:

記事の構成を考える際のAIの使い方について、
もう少し具体的に教えてください。

実践してみて気づいたことを確認:

その方法で、見落としがちなポイントや
注意点はありますか?

このように、会話を重ねることで、より深い内容や実践的な知見が得られていきます。

次は、この対話の進め方を活かした具体的な活用シーンについてお話ししていきますね。

具体的な活用シーン

具体的な活用シーン

ここからは、実際にAIとの対話をどう活用するか、具体的なシーンごとに見ていきましょう。

アイデアの拡張

例えば、「コワーキングスペースの活用法」というテーマで記事を書く場合:

最初の質問:

コワーキングスペースの活用法について、
どんな切り口がありますか?

AIからの返答に対して:

「仕事効率を上げる使い方」について、
もう少し具体的なアイデアを出してください。
普段見落としがちなポイントも含めて。

さらに実践的な内容を引き出す:

在宅ワークとの使い分けについて、
1日のスケジュール例を交えて
提案してもらえますか?

視点の多角化

一つのテーマを、様々な角度から見ていきます。

例えば「AIツールの導入」というテーマなら:

利用者視点:

AIツールを初めて使う人が、
不安に感じそうなポイントを
リストアップしてください。

コスト視点:

無料プランと有料プランで、
具体的にどんな違いが出てくるか、
実例を交えて説明してください。

運営者視点:

AIツール導入時の社内での
説明や研修で、押さえるべき
ポイントを教えてください。

構成の組み立て

記事の構成を考える時も、AIとの対話が役立ちます。

最初の構成案を依頼:

「AIツール導入のメリットとデメリット」
という記事の構成案を考えてください。
初心者向けの内容で、具体例も含めて。

構成の改善を提案してもらう:

この構成に、実践者の声や
具体的な失敗例を入れたいのですが、
どの部分に入れると効果的でしょうか?

内容の深掘り

各セクションの内容を充実させる時にも活用できます。

例えば、「AIツールの選び方」というセクションなら:

詳細な基準を聞く:

AIツールを選ぶ際の評価基準について、
具体的なチェックポイントを
リストアップしてください。

実例を加える:

それぞれの評価基準について、
具体的な例を1つずつ挙げてください。

注意点を確認:

この評価基準を使う際に、
見落としがちなポイントや
気をつけるべきことはありますか?

このように、AIとの対話を重ねることで、記事の内容をより充実させることができます。大切なのは、AIの返答をそのまま使うのではなく、自分の経験や知見を加えながら、より価値のある内容に発展させていくことです。

次は、実際のAIとの対話例を見ながら、よくある失敗とその対処法についてお話ししていきますね。

AIとの対話例

AIとの対話例

AIってある意味、究極の一般論を返してくれる存在です。
インターネット上の膨大な情報を学習した「集合知」とも言えます。

だからこそ、そのままの返答を使っても面白くありません。
そこに自分の考えや経験、想いをぶつけることで、はじめてオリジナリティのある記事が生まれるんです。

一般論を個別解に変える

例えば、AIに「ブログの書き方」について聞くと:

  • 読者目線で書く
  • 具体例を入れる
  • 構成を工夫する
    …といった、誰もが知っているような一般的なアドバイスが返ってきます。

でも、そこに自分の考えをぶつけていくと:

「読者目線」って言いますが、
実際にRoom8のブログを書いていると、
AIに興味はあるけど難しそうで手が出せない
中小企業の経営者が多いんですよね。

そういう読者に向けて、どんなアプローチが
効果的だと思いますか?

このように具体的な文脈を与えることで、より実践的な対話が始まります。

一般論と実践の狭間で

AIとの対話で大切なのは:

  1. 一般論を受け止める
    • まずは広い視野での意見を聞く
    • 基本的な考え方を整理する
    • 一般的な解決策を理解する
  2. 実践知をぶつける
    • 実際にやってみた経験
    • 現場での気づき
    • うまくいかなかった例
  3. そこから新しい視点を見つける
    • なぜ一般論が通用しなかったのか
    • どんな工夫が効果的だったか
    • 独自の解決策は何か

具体的なアプローチ

僕がよくやるのは:

  1. まず一般論を引き出す
AIツールの活用方法について、
基本的なアプローチを教えてください
  1. 実践での違いを投げかける
実際に試してみると、
初心者の方は「〇〇」につまずくことが
多いんですよね。この問題について
どう考えますか?
  1. 解決策を一緒に考える
では、その課題に対して、
実際の経験も踏まえて、
より具体的な解決策を考えてみましょう

このように、AIの一般論と自分の実践知を組み合わせることで、より価値のある内容が生まれていくんです。

次は、この対話から生まれたアイデアを、実際の記事としてまとめていく方法についてお話ししていきますね。

記事の質を高めるコツ

記事の質を高めるコツ

これまでお話ししてきたように、AIとの対話から得られた一般論に、自分の経験や想いを組み合わせることが大切です。
では具体的に、どうやって記事の質を高めていけばいいのでしょうか。

AIの出力をどう活かすか

AIの出力は「土台」として活用するのがベスト。

例えばRoom8のブログの場合:

  1. AIに基本的な構成を提案してもらう
AIツール初心者向けの記事の
基本的な構成を考えてください
  1. そこに実際の経験を重ねる
    • 「ここでよく躓く」というポイント
    • 「意外と使いやすい」という発見
    • 「これは気をつけて」という注意点
  2. 独自の視点を加える
    • なぜそう考えるのか
    • どんな場面で気づいたか
    • どう改善したか

オリジナリティの出し方

一般論に、以下の要素を加えていきます:

  1. 具体的な文脈
    • Room8では「中小企業でのAI活用」
    • コワーキングスペースならではの視点
    • 実際のお客様の声
  2. 独自の解釈
    • なぜその方法が効果的か
    • どんな場面で活きるか
    • 誰に特に有効か
  3. 失敗からの学び
    • うまくいかなかった例
    • その原因の分析
    • 改善のプロセス

事例や経験の組み込み方

実体験は、記事の説得力を大きく高めます。

例えば:
「AIツールを使えば効率が上がる」
という一般論に対して

実際にRoom8でChatGPTを導入した時、
最初の2週間は逆に時間がかかりました。
なぜなら...

でも、ある工夫を加えたことで、
状況が大きく改善したんです。
具体的には...

このように、実体験を交えることで:

  • より具体的になる
  • 共感を得やすい
  • 実践的なアドバイスができる

特に意識していること:

  1. 時系列での説明
    • 導入前の状況
    • 実践してみて分かったこと
    • 現在の使い方
  2. 具体的な数値
    • かかった時間
    • 改善された効果
    • 実際のコスト
  3. 感情の変化
    • 最初の不安
    • 途中での気づき
    • 今の手応え

このように、AIとの対話で得た知見に、実体験を織り交ぜることで、より価値のある記事が書けるようになります。

まとめ:AIとの対話は新しい発見の宝庫

今回は、AIとの対話でブログネタを広げる具体的な方法についてお話ししてきました。

今回のポイント

  1. AIとの対話の本質
    • 正しいプロンプトより、本音の対話を
    • 一般論を受け止めて、実践知をぶつける
    • 対話を通じて新しい気づきを得る
  2. 効果的な対話方法
    • 考えたことをそのまま投げかける
    • 違和感があれば、それを伝える
    • 深掘りしたい部分は、さらに質問する
  3. 記事の質を高めるコツ
    • AIの出力は土台として活用
    • 自分の経験や想いを組み込む
    • 具体的な事例で説得力を高める

実践シリーズの続き

実践シリーズでは、これからもより具体的なテクニックをお伝えしていきます。

次回は「1つのネタから複数記事を生み出す方法」について。
記事のアイデアを効率的に展開していく方法をご紹介します。

AIとの対話は、最初は少し難しく感じるかもしれません。
でも、まずは自分の考えを素直に投げかけてみることから始めてみてください。

そこから新しい気づきが生まれ、より良い記事が書けるようになっていくはずです。

この記事を書いた人

コワーキングスペース 代表 鶴田 賢太

「AI系」起業アドバイザー 鶴田賢太です
春日井・名古屋で コワーキングスペース「Room8」 を運営しながら、起業家をサポートしています。

もともとは 簿記1級 から始まり、ITエンジニア、マーケティング、補助金、財務相談と、いろんな分野を経験してきました。でも、これからの時代は AI。今は 生成AI(ChatGPT・Claude・Geminiなど)を駆使して、起業を加速させる方法 を探求しています。

Webサイト制作は 100社以上、SEO対策も得意。補助金申請も 15回以上サポート してきました。けど、これからは AIをどう活用するかが、起業の成否を分ける 時代。Room8では、AI活用の相談も大歓迎です。

このブログでは、AI・IT・マーケ・補助金 など、起業に役立つ情報を発信していきます。AIを武器にしたい人、ぜひRoom8に遊びに来てください!